なぜ作ろうと思った?
自分は整理整頓が苦手で、特に電池をすぐになくしてしまう(勝手に転がる電池が悪い)ので、なんだったら自分でよさげなものを作ってしまおう!と考えたのがきっかけであり、そこそこ長い戦いの始まりである。
まず考えたこと
まずはどんな形にしようかから考え始めた。そして考えたのがこんな形である。電池を入れると、下にたまっていき、一個とると次のやつが出てくるようにした。(後で分かったことだが最低3~4個の電池がないと次のが出なかった。)
まずは設計から
頭の中であの形はできていたので、あとは大きさを決めるだけだった。そこで単三電池の大きさを調べると、直径が14.5mm、高さが50.5mmだった、つまり、穴の大きさと出口の大きさを縦14.5、横50.5mmにすればよい。しかし、ぴったりの大きさに設定すると、ほんのわずかなずれでも入らなくなる恐れがあるので、1mmだけ大きめにした。なので、穴の大きさは直径15.5mm高さが51.5mmになった。
データ完成!!
自分はtinkercadというブラウザでできる無料のやつで制作した。そして、先ほどのデータが完成したわけである。ちなみに、あまり器用じゃない僕でも1時間くらいでできた。
あとは3Dプリンタで印刷するだけ…?
よっしゃここまで来たら後は3Dプリンタで印刷しておしまいだ!印刷には4時間ほどかかるので、帰宅。(ふっふっふちょろい試合だったぜ)…なんて思って次の日に見てみると…そこには真っ白な丸いフィラメントの塊が!え?どうしてこうなった!?電池入れはどこに消えたというの??
第二ラウンドの始まり
えー、ここからが本番です。なんといっても1日に1回しか印刷ができないので、直して失敗、直して失敗というのがしばらく続きました。毎日祈りながら確認をするたびに絶望をするというのが、数日続きました。そんな時、「フィラメントを変えてみたらどうだろう?」と思いました。フィラメントとは細いプラスチックの糸のようなもので、作品の材料になります。今までは柔らかいふわふわとしたものでやっていましたが、硬いものにしてみました。
フィラメントを変える!さてどうなるか?
大成功!見事形が崩れずに最後まで行ってくれました!完璧だ!!そんなわけで、今回の戦いは終わりました。
今後の課題
やっとこさで成功しましたが、課題があります。それは印刷の失敗の多さです。フィラメントを変えても実は2回ほど失敗しています。なので、次は印刷のしやすさも考えてデザインしようと思います。
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