松陵祭に向けて戦車の制作再始動
昨年から言っていた、松陵祭では発泡スチロールで作った大き目のミニチュアを作るという話でしたが先日再始動の準備が整いました。具体的には、作る戦車は38tヘッツァーという戦車です。(下図)
かわいいですよね!なんかのぺっとしてつるつるで、え?かわいくない?アラソウ…とにかく、こいつを作ります、理由は簡単。【なんか板を張り合わせただけで簡単に見えたから】です!しかし、現実は甘くないようです。
今回の計画ではざっくり、模型の各所の寸法を測る→発泡スチロール塊の寸法を測る→いい感じの縮尺を探る→発泡スチロールにマジック?でケガキ→切断→表面処理→塗装→完成。という流れを想定しています。模型とは先生が購入してくださったプラモデルのことです。今のところ、いい感じの縮尺を探るところまではできました。この次はケガキをするのですが、そこで大きめの問題に気付きました。というのも、この子(戦車)は全体的に斜めっていますよね?するとケガキ(目印的なもの)をどんな風に書いたらいいのかが大変わかりにくくなってしまいました。今考えている計画としては、計算したこの子がすっぽり入る大きさの発泡スチロールの塊を作り、箱の正面にケガキをすることを考えていますが、これがうまくいくかわからないので、まだ残っている課題の一つです。
大きさは大体横1メートルの高さ40センチの思ったより小さい大きさになりそうです。…コラそこ小さいとか言わない!これでも縮尺を考えた結果なんです
どうやって切るの?
発泡スチロールを切るとだけ書いていましたが、具体的にはニクロム線に電気を流して切るという方法です。これは先生が教えてくださいました(本当にありがとうございます)
いきなりニクロム線とかが出てきてもわからないと思うので、ざっくり説明すると、
こんなのを作ります。ニクロム線は電気を流すと一瞬であっちあちの高温状態になり、流すのをやめるとこれまた一瞬で冷めるという不思議な性質を持っています。そこで、熱に弱い発泡スチロールを高温になったニクロム線で溶かしながら切ってしまう。というのが概要です。画像のは小さめですが、私が作りたいのは大きいものなので、これをもっと巨大化させたもので切っていこうと思っています。(補遺。ニクロム線を用いた発泡スチロールの切断実験では、むき出しのニクロム線自体が熱いので安全のため手袋の着用を推奨。また、発泡スチロールを切るときに多量の煙が出てくる。この煙は安全だそうだが、換気をすること)
こんな感じ
こんな感じで私は戦車を作っていこうと考えています。松陵祭までに何とか形にしたいので頑張ります。また3Dプリンターとレーザー加工台の話はまた後日
おまけ
こんなのを学級日誌に書いてみたりしました。絵を描くのも工学部の活動なので趣味の範囲ですが。(エーフィー上手くない!?ねえねえ)
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