情オリについて
約1ヶ月と10日くらい前に行われた情報オリンピック2次予選。
1次予選は難なく突破しましたが、2次予選の過去問を解こうとしてみるとあら不思議
難易度がとんでもないくらい上昇しているのです。
これは2次予選厳しいのではないか、という気持ちで2次予選を受けることになりました。
結果は…なんと…!
なんと…!!
2次予選、敗退!!!
とても難しかったです。
時間制限を突破できず、A問題ですら時間制限に引っかかり部分点しかもらえないという状況でした。来年は2次予選を突破して本選に行きたいですね。
そのためにどんどん競プロの問題は解いていこうと思います。
一応1次予選は突破していたので、賞状は貰えました。わーい
作りたいもの
今日はなんとなくで11月くらいから思い浮かんでいた「目標点数の計算ツール的なやつ」を作ります。
進研模試の目標偏差値から、その偏差値を取るために“だいたい”このくらいの点数を取ればいいか、というものです。
偏差値を出す式は、(自分の得点ー平均点)/標準偏差*10+50です。
y=50+10((x-x’)/s)
標準偏差というのは、平均点からの点数の散らばりを表す数値です。
本当は
書き忘れ:xは得点
こんな感じの式で標準偏差は求めれますが、進研模試の受験者全国の全員分の得点を知ってたらちょっとびっくりするので、先ほどの偏差値の式から標準偏差を求める式を作ってみます。
そしたらこんな式が完成しました。
s=(10(x-a))/(y-50)
xが点数、x’が平均点、yが偏差値、sが標準偏差です。
これで標準偏差を求めることができます。多分…
標準偏差を求めることはできました。
しかし、少し問題があります。
そもそも標準偏差は平均点から求めるので、テストごとに平均点は違うため標準偏差も違います。
なのでもしかしたら求めた目標点数より低い点数で目標偏差値を取れたり、またはその逆で目標点数より高い点数でないと目標偏差値が取れない、という可能性があります。つまりこのツールは正直使えるのか微妙です。
次は偏差値と標準偏差から次は取るべき点数を考えていきましょう。
偏差値を求める式をなんとかして変形させることで目標点数を求めます。
すると、
x=sy/10+x’−5s
ではこの式を使って早速作ります。
作成
ここから作っていきます。
初めに、平均点と自分の点数、自分の偏差値と目標の偏差値を入力します。
そして計算結果を出力します。
これで完成です。
最後に
今回これを作って、もっと実用的に使えそうなアプリみたいなものを作ってみたいと感じました。例えば歴史や生物などのテスト範囲の暗記問題を出すなど、勉強に役立つものを作ったり、カルタ等の練習用のゲームのようなものを作ってみたり、作ってみたいものがたくさんあるので今年は色々なものを作ることに挑戦しようと思います!
追記 (1/25)
偏差値が50の時、分母が(50-50)で0で割り算をしてしまうため、偏差値が50だった場合は標準偏差が10になるようになりました。
なぜ10にするかというと、例えば得点が50点で、平均点が50.00000001点、偏差値が50.00000001の場合。
0.0000001/0.00000001
-> 10*10^-7 / 10*10^-8 = 10となるためです
つまり偏差値50ぴったりということは平均点と得点が完全に一致することになるので10*0/0、0で割ることはできないので…という感じです。
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