基本情報技術者試験を受けてみて

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はじめに

どうもこんにちは、2年プログラミング班、平川です。

3/21、修了式後に基本情報技術者試験を受験したので、せっかくだから感じたことや感想をブログにまとめることにします。

受験結果

まずは私の受験結果です。結論から申しますと、落ちました。対ありです。

科目A試験 650/1000点 科目B試験 450/1000点

合格発表はまだですが、合格基準が両試験共に600/1000点以上なので科目B試験が余裕で下回っていますね(白目)

ですが科目A試験に関してはこれで一年間免除となるはずなので、またリベンジしたいと思います。

試験概要

このブログを読まれる方で、基本情報技術者試験について詳しくは知らんという方も少なくはないかと思いますので、試験概要を簡単にまとめておきます。

〇受験科目

・科目A試験(90分)・科目B試験(100分)

〇試験内容

・科目A試験:

 計60問。いわゆる四択問題方式。用語の意味やn進数変換など基礎的な内容が問われる。

・科目B試験:

 計20問。多肢選択式。アルゴリズムの空欄補充問題や情報セキュリティに関する問題が出題。

〇採点方式

・IRT(項目応答理論)方式と呼ばれる採点方式が採用されており、配点は明示されていない

・両試験共に600/1000点以上で合格となる。

〇その他

両試験共にCBT方式で通年実施。科目A試験は合格すると一年間免除資格が得られる。

受けてみた感想

〇科目A試験

webサイトの「基本情報技術者試験ドットコム」を利用して過去問は何度も解いていましたが、それでも初めましての単語がかなりいらっしゃった感覚があります。広く浅くな試験範囲ではありますが、やはりその広さが尋常ではないです。

一方で、結果は思ったより上振れしました。初見用語に絶望しながらもしっかり全問解答して終えたところ、予想に反して650点を記録。

範囲をすべて完璧にすることはかなり難易度が高い科目A試験ですが、取り敢えず全60問しっかり埋められるだけの実力があれば、初見の用語/問題に出会ってもある程度戦えるし、十分に6割超えられる可能性はあると思います。

〇科目B試験

科目B試験はとにかく時間が足りません。時間内に全問解答することはかなり厳しいです。私は全20問中、解答できたのはだいたい14問程度でした。

しかし問題数的にはおよそ12問正解が600点超えの目安となるので、解答数14問では少々心もとないですし、試験本番までにいかに自分なりの解き方を確立して効率的により多くの問題に解答できるか、というところが勝負になると思います。捨て問がたったの一問もないとは言いませんが、できる限り多くの問題数解答できることが望ましいです。

ていうかなんで私は14問以外を適当に埋めなかったんでしょうね?科目Aはちゃんと埋めたのに、、、多肢選択なのに、、、(後悔)

これに関しては恐らく、科目B試験が終わるころにはもうほとんど力尽きていた事が原因だと考えられますね。試験時間は両試験合わせると3時間を超えます。90分間科目Aを解答してからのより難解な科目B試験です。冗談抜きでかなりきついです。集中力も持ちませんし、頭も全然回らなくなってきます。

もし受験される方はある種の開き直りとして、一回目は科目Aの勉強に重きを置いて確実に科目Aを合格し、科目Bは一次免除を利用して万全の対策と体力をもって突破する、というのも戦い方かもしれません。それで科目Bも受かってしまえば儲けもんですしね。

個人的おすすめ勉強方法

最後に、実際に本番の受験まで終えてみての、科目A、Bそれぞれの個人的おすすめ勉強方法を紹介したいと思います。参考程度にぜひご一読ください。

〇科目A

【使用教材】

 参考書(私が使用したものは令和5年度版)→https://amzn.asia/d/9Gbxk4U

 基本情報技術者試験ドットコム 過去問道場→https://www.fe-siken.com/fekakomon.php

【勉強方法】

①過去問を解く

→各問、1回目で正解できる必要はありません。答えを確認し2、3回目でしっかり正解できるようにしましょう。

☆過去問道場には緑、黄、赤のマークを付けられる機能もあるので、間違えたときは活用するとよいと思います。私は緑:暗記問題、黄:計算問題、赤:意味不明(参考書で確認する必要がある)でマークしていました。

②解答を見ても理解が難しい問題は参考書で確認

→単語はデジタルで表などに、自分の言葉でまとめると復習しやすいです。計算問題の公式など必要があればノート等にまとめるのもとても良いと思います。

③マークを付けた問題を復習(過去問道場を利用する方向け)

→定期的に間違えてマークを付けた問題を復習して、マスターしたらマークを外しましょう。そうしないとマークがたまる一方になってしまいますし、復習する際の量も莫大になってしまいます。

【コメント】

科目Aの勉強方法としては、このように過去問と参考書を利用してとにかく知識や解ける問題を着実に増やしていくのが良いと思います。

①~③を習慣化しどれだけ量をこなせるかがカギだと思います。本番では過去問そのまま(数字もそのまま)の問題もいくつか出題されますし、しっかり量をこなせた人は時間内に60問ちゃんと解き終えられると思いますよ。

〇科目B

【使用教材】

基本情報技術者試験 科目B サンプル問題→https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2022/gmcbt80000007cfs-att/fe_kamoku_b_set_sample_qs.pdf

【勉強方法】

正直に申し上げますと、科目Bの勉強方法に関しては、全然わかりません。どうしたら良いのでしょう。私が教えてほしいくらいです。ただ実際に試験を受けてみて分かったこともあったので、申し訳程度にそれらを書いておきます。

①実際の試験の方が難しい

まずそもそも公式からサンプル問題が1年分しか上がっていないのが何事かって感じですが、その上でサンプル問題の問1,2に相当するような点取り問題は出題されませんでした。サンプル問題の問3,4以降の問題を安定して解ける実力を身に着けておく必要があるでしょう。

②取り扱われる内容はほぼサンプル問題と同じ

サンプル問題が一年分しか上がっていないとか文句を言った一方で、アルゴリズム問題に関しては取り扱われる内容がほぼほぼサンプル問題と同じでした。すなわち配列やリストなどに対する操作のプログラムですね。科目Aの対策と合わせてそれらの基本知識をしっかり身に着けたうえで、要素の追加・削除や移動・抽出などでよく用いられる考え方などをしっかりマスターすることが重要になると思います。

③人に教わろう

そもそも、自主学習だけで科目Bを突破するのは、結構現実的じゃない可能性が高いです。とにかく時間がいないので効率的に解答する必要がある一方で、先述したようにサンプル問題は1年分しかないので、量をこなして感覚を掴んだり、自分なりの解き方を確立することはかなり難しいと思います。問題のポイントや効率的な解き方がわかる人に習うことが望ましいでしょう。。。

黒澤先生、基本情報科目B対策やってくれないかな、、、なんて、、、(ボソッ)

あとがき

ここまで書いて疲れたのでサクッと書きます。

まず勉強方法、科目Bに関しては途中で放棄してスミマセンでした。。。

もし来年(令和6年度)基本情報受ける方いらっしゃいましたら、私も科目Bリベンジするつもりなので共に頑張りましょう!!

拙い文章にはなりましたが何かしら参考になれば幸いです。

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